日本では古来から新しい年を迎えるために門松やしめ飾り、鏡餅(かがみもち)を正月飾りとして毎年玄関や居間などに飾るのが恒例になっています。
今回は何故お正月飾りをするのか?いつからいつまで飾るのか、また正月飾りの種類と飾り方と終わったあとの取り扱いなど詳しくお伝えします。
お正月飾りをする理由と飾りの選び方
お正月飾りをする意味と由来

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正月行事とはその年の年神様を家に迎え入れ祀(まつ)るために行われてきた日本古来の伝統文化です。
日本人はもともと農耕民族でだったために作物の豊かさを重要視して五穀豊穣の年神様はとても大切な存在として考えられてきましたし今もこれからもこの文化が変わることはありません。
門松や松竹梅の盆栽は縁起もので松は「祀る」=まつる(年神様に)、につながる樹木で竹は数日で大きく成長することから生命力の強さを新春に咲く梅は、1年の始まりに咲く花として扱われています。
お正月飾りの種類と飾り方
門松(かどまつ)

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お正月飾りに使うものは前途したように基本的に松、竹、梅(しょうちくばい)ですが会社や
大きいお店等は大きな門松を対に(左右両方)に飾るのが基本です。
縁起が良いものとしてナンテンや千両、万両が追加されるものがあります。
普通の家では門松をコンパクトにしたものあるいはマンションやアパートなどの玄関は共有スペースになるため門松の代用にしめ飾りを玄関のドアに飾ります。
また小さい門松であれば室内に飾っても不自然ではありません。
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しめ飾り

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しめ飾りは門松などの大きいものを飾れない場合やそれほど大げさに飾る必要がない時にしめ飾りを使うのが一般的です。
締め飾りも縁起ものですがこちらはあまり松竹梅にこだわっておらず「縁起物」として扱われますが、飾りもいろいろで松に縄がついたものだけの安価なものや豪華に装飾された高価なものがあり質素なものは数千円で高いものは数万円もします。
鏡餅

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鏡餅も縁起が良いものとして正月飾りには欠かせないものの1つですが、餅をついて生のまま鏡餅にしたもの切り餅のようにして作られたものがあります。
生物(なまもの)の方は1週間位で悪くするとカビが生えて来ますが、切り餅にしたものはカビが生えにくくひび割れができても後でいただく(食べる)ことができます。
お正月飾りの期間

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お正月飾りは一般的にクリスマスが終わったらすぐ飾るのが基本で12月27日には飾りますが近年ではその前から飾ることも多いです。
お正月飾りが終るのは「松の内」が過ぎたらですがこの「松の内」というのは1月7日の七草粥(ななくさかゆ)を食べる日で飾りは片付けることになります。
ただ正月飾りは1夜飾りはお葬式の飾り方なので遅くても12月30日には飾り終えるのが一般的です。
お正月飾りの購入方法
最近ではスーパーマーケットでもホームセンターでも購入できますしその時期になると毎年露天で売っている光景を見かけますが12月30日をすぎると売っていません。前途したとおり1夜飾りは縁起が悪いからです。

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飾り終わった時の片付け方
飾り終えたからと言っても神様に祀ったものですので雑にゴミ箱には捨てず燃やして灰になったものを新聞紙などの包み一般のゴミとは別にして捨てるのが基本です。
まとめ
まとめとしては次のことがいえます。
- 大きい会社やお店などは大型の門松を飾る場合がある。
- 飾りは基本的に縁起のいい松竹梅。
- 1夜飾りは縁起が悪いのでやらない。
- 1月8に片付けゴミとは別にして燃やして捨てる。
最後までお読み頂きありがとうございます。